お蚕様がつくった繭を煮て広げ、乾かして
綿状にしたものを真綿(まわた)といいます。
手で紡いで糸にすれば絹特有の光沢があり、
人の身体と同じたんぱく質でできている
素肌にやさしい天然素材です。
福島県の保原町産真綿は袋状の形とその質の
高さから「入金(いりきん)真綿」と呼ばれ、
高級織物である結城紬や真綿布団の
原材料としても用いられています。
工房おりをりでは、養蚕から糸紡ぎ、
織りまでの全てを人の手で大切に行い、
素材と製法の細部までこだわったものづくりを
行っています。