蚕の世話から始める絹のストール作り。
繭から真綿へ、真綿を染めて糸へ、そしてその糸を織る。
福島に通い、ひとつひとつの作業を積み重ね、繭がストールに生まれ変わる。還暦を迎える両親へ。成人する我が子へ。
季節をゆっくりと感じながら、自然のものから自分たちで作り出す喜びを味わってみませんか?
都会の喧噪を離れ自然豊かな中での古民家暮らしや温泉でつかれを癒し、フルーツや花から福島の四季を堪能してみてください。
朝収穫した桑の葉を細かく刻み蚕にあげます。 孵化してから約30日間で繭となります。時間がある方は何度でもご参加いただけます。
つむぎ糸を作るために繭を真綿にしていきます。
繭を煮てほぐし、さなぎを取り出し木の枠へ伸ばしながら掛けます。
化学染料を使わずに草や木から色を抽出し真綿を染めます。花ももの枝や藍、ハルジオンなどで様々な色彩を生み出すことができます。
真綿を引っ張り、糸にします。太すぎず、細すぎず。絶妙な力加減で引きます。糸は絡み合っていますので、ただ引っ張るだけでは糸になりません。独特の抜く感覚を掴むとするすると進みますが慣れが必要です。
朝から晩まで、機織りのみを行います。
完成を目指して無心で取り組みます。
初めは、質問などで話しをしますが、
慣れてくると機織りの音と小鳥のさえずりが響く空間になります。
半年間かけて作り上げてきたストールもついに完成。
着物などを包むたとうしを使い箱に収めます。
手紙をご用意しておりますので
織り終わった思いや追っている最中に思い出した
思い出などぜひ書かれてはいかがでしょうか。
詳細はお問い合わせください。